介護老人保健施設での看護師の働き方

老健は病状が安定し入院治療の必要はないものの、自宅で自立した生活を送ることが難しい高齢者の在宅復帰を支援する介護施設です。病院と自宅の中間に位置し、常勤の医師をはじめ、リハビリ職や看護師、介護職が連携して支援を行っています。

老健の利用形態には、主に3種類です。1つ目は、要介護1から5の認定を受けた方を対象とする入所サービスが挙げられます。在宅復帰に向けたリハビリや日常的な医療ケアを提供するのが特徴です。入所期間は原則として3ヶ月ごとに検討が行われ、判定会議において自宅へ戻るか入所を継続するかを評価します。2つ目は一時的に自宅での介護が困難になった際に利用するショートステイで、提供される内容は入所サービスと同様です。3つ目は自宅から通ってリハビリを受けるデイケアで、近隣の利用者を対象に送迎サービスを伴って提供されます。

病院と老健では、働く看護師の役割や業務環境にも違いがあります。老健でもインスリン注射や服薬管理などの医療ケアを行いますが、高度な急性期医療を扱う病院と比べると処置の頻度は多くありません。そのため、多彩な医療技術を実践したい看護師にとっては、少し物足りなさを感じる場合もあるでしょう。

また、老健には常勤医師の配置義務がありますが、日中に一時的な不在時間が発生したり、夜間は不在だったりすることも珍しくありません。医師が不在の際に入所者の体調変化が起きた場合には、看護師の状況判断が求められます。医師が常駐している病院とは異なり、看護師の判断力が重要です。もし老健での働き方や詳しい業務内容に興味がある方は、こちら(http://roken-kangoshi.com)でチェックしてみると良いでしょう。